夜空を見上げて、満点の星の中に、最新の科学が明らかにした「奇跡の物語」に想いをはせてみよう。
宇宙は138億年前に無から始まった。宇宙は超高速で膨張していて、45億年前に無数の恒星の一つとして太陽系が誕生した。
原始地球の過酷な環境の中で、40億年前に原始生命が生まれた。悠久の時間をかけて、地球は大陸と海洋を造り、生物は大気を酸素のある組成に変えて、絶滅と進化を繰り返した。
20万年前に登場したサピエンスは7万年前にアフリカを出て、その集団の一部が陽が昇る東方に向かい、4万年前に日本列島にやってきた。
そして、この壮大な「奇跡の物語」は現代まで綴られて、「今、ここに居る自分」に辿り着いた。